現在離婚の協議にはいっているがなかなか離婚協議が前に進まない…。
当事務所にもそのようなご相談をたくさんいただいております。
離婚協議をうまくすすめるコツはどのようなものがあるでしょうか。

1.とにかく離婚したい!で即断しないこと

離婚協議にあたっては、当事者の感情のもつれから、「多少不利な条件でもいいからとにかく離婚してしまいたい」と離婚届だけ出してしまうようなことが散見されます。
いざ離婚後に冷静になれる期間になってから財産分与や損害賠償請求等を行おうとしても、その交渉はなかなかうまく進まないことが多いです。
最悪のケースですと、そのまま時効が援用されたり、期間の経過を主張される…ということにもなりかねません。
離婚はとにかく離婚ありきではなく、総合的に片付けなければならない事だということを考えなければなりません。
簡単に相談だけでも弁護士としておくに越したことはないです。第三者の指摘は、往々にして、当事者に別の視点を提供することがあり、後悔を減らす手助けになるはずです。

2.協議事項を紙に書き出してみる

協議離婚にあたって決めなければいけない様々な事項があるのですが、それをいつでも整理整頓された形で主張できるようにできれば紙に書き出しておきましょう。
財産分与対象財産(債務も入ります。)はどうするのか、自宅はどうするのか、慰謝料はどうするのか、子供がいる場合には親権をどうするか、養育費の支払い額、面会交流の方法など、項目別に書き出してみましょう。

3.譲れるものと譲れないものを決めよう

協議離婚はあくまで話し合いによって解決を図る離婚です。一歩も譲りたくないというのであれば、話は前に進まないでしょう。離婚調停を申し立てても一緒です。一歩も譲らないということであれば、訴訟に向かって行動を起こすべきとなりますが、ご自身の希望通りの結論になるかどうかは、大いに疑問です。早期に解決したいのであれば、やはり譲れるものと譲れないものは、はっきり峻別して、問題にあたる姿勢がよろしいではないでしょうか。
たとえば、子の親権や養育費の額にこだわりがあるのであれば、慰謝料はある程度譲歩する…。相手方が子との面会交流を望んでいるのであれば、柔軟に対応する。といったような事など、譲る部分は譲って自己に有利な条件をうまく勝ち取りましょう。

まとめ

このページでは、なかなかすんなり進まない協議離婚のスムーズなすすめ方・姿勢について、簡単にお伝えさせていただきました。
離婚にあたって決めなければいけない事項は多岐にわたり、財産分与や慰謝料がどの程度なのかということを見積もることも大変なことです。
協議離婚を検討している場合は、当事務所のように協議離婚交渉を数多く取り扱っている事務所にアドバイスを求めていただければ、幸いです。